2009年11月27日金曜日

2nd Floor

あ~
2階には2部屋あります。

こっちは洋室。フローリングなので、床はそのままでも使えそう。壁は天井に近い部分がジュラク壁、下は合板・・・。たぶん昔は和室だったんでしょうね。壁さえ何とかすれば使えそうです。日当たりなどの条件から、恐らくここを寝室にすることになるでしょう。



もう一部屋は和室。4.5畳のほぼ、純和風です。ここも渋いグリーンのジュラク壁です。コタツを置きたいので、ここは和室として残したいと思います。いまのところ、漆喰で壁面をリフレッシュすることになると思います。





メインルーム

あ~
1階の大広間です。



奥が6畳、手前が8畳の2間続きです。合計14畳はなかなかの迫力。
ご覧の通り、畳もかなり傷んでます。ま、フローリングにするつもりですから、根太まで痛んでなきゃノープロブレムなんです。部屋の一番奥には収納と仏壇のスペースが設けられています。



向かって左手には床の間と収納。奥は裏庭の縁側に続く窓です。



向かって右側。かつて押入れだった場所がウォークインクローゼットのような使われ方になっています。沖に見えるのはキッチンと、物干し部屋です。

流石に日本家屋は収納が多いですね~。ひとり暮らしの割りに荷物の多い僕ですが、それでもここまでは必要ありません。なので、いくつかの収納は潰すことになると思います。

いつもここから。

あ~
トイレです。玄関脇にあります。



新居では、まずトイレに手を入れます。
別にそう決まってるわけでもないのですが、やっぱり毎日使うものですし、ここが汚いとどうしても家全体が不潔に思えてしまうんです。なので、今回のリノベーションもここからスタートすることになりそうです。

玄関同様手すりが左右に設置され、壁紙も床のクッションフロアも古びています。ラッキーなことにウロシュレットやオート換気扇が装備されているので、壁と天井、床だけで何とかなりそうです。

問題といえば便器が淡いピンク色・・・白にしたいところですが、お財布と相談ですね・・・。

2009年11月25日水曜日

ここがスタート・・・1号棟・玄関編

ああ
では、セルフリノベーションを始める前に、その素材となる家の現状をご紹介します。

1号棟は、正直なところキレイではありません。これをどこまで再生させられるか・・・全ては僕の気合と根性にかかってます。

まずは、玄関。



なかなか趣があって、僕は好きです。華美でなく、玄関扉も化粧合板造のチープなものですが、脇の植栽の雰囲気とよくマッチしてる気がします。扉の上の明り取りも大きめで良い感じ。玄関は特にデザインをいじる必要はなさそうです。


続いて、玄関の内部。



玄関の床は黒御影石の洗い出しで、少しばかり広めです。大きなゲタ箱がここが一軒家であることをしっかり主張してくれてます。すりガラスの明り取りもなかなか良い雰囲気です。

玄関の廊下部分



ここも特段手を入れる必要はなさそうですが、木の手すりが以前ご老人が住んでたことを物語っています。"まだ"必要ないので迷わず撤去します。床は磨いてみて考えることにします。

2009年10月5日月曜日

アメリカバンザイ!

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渡米したEames夫妻。あるいはPierre Koenig。
やっぱりアメリカにあったんです。僕の心は。


北欧もブリティッシュもなにもかも、巧みに吸収してひとつの文化を作った国。今日のクルマ文化を築いた国。Appleもwindowsもアメリカ。GoogleもYAHOOもアメリカ。MOMAはNYにある。


ポルシェはアメリカ市場に向けてスピードスターを開発投入した。
コブラにはフォード427エンジンがインストールされた。


いいんです。わかる人にだけわかれば。





What do you want?


北欧?
好きだけど、ちょっと飽きが・・・。下手すると甘くなりすぎて・・・。でもWEGNERは神だと思います。

イタリア?
特にイタリアモダンはどーも冷たすぎてダメだな。正直あんまり好きじゃない。

ブリティッシュ?
う~ん。僕には向いてないかな。気が抜けない気がする。紳士を気取ってられない。
BEATLESでもCRASHでもPISTOLSでもないしね。

日本?
日本人だからね。間違いなくDNAには染み付いてると思う。けど僕の手には負えない気がする。
まだ、そこまで大人になれてない。

Kunel?
甘い。というか女性。女性そのもの。

ミッドセンチュリー?
すでに子供の文化になってしまった気がする。青山テルマでJUJUです。

男だからね。甘いより辛めを。柔らかさより固さを。暖かさよりクールさを。明るさよりも落ち着きを。そう考えると、いいお手本って意外と少ないんです。

かといって、メタルや石、ケミカルな素材は控えめにしたい。
素材となる家は日本建築。建築文化の違いから、こいつを矯正するのは結構大変・・・。

でもね。居たんです。僕の漠然としたイメージを形にしていた人たちが。
僕はこれなんです。女、子供にはわからなくっていいんです。わかる人だけが、わかってくれれば。

(No.2)


PFS  PACIFIC FURNITURE SERVICE  http://www.pfservice.co.jp/







2009年9月18日金曜日

戸建へのこだわり。


幼いころから「家」が好きでした。

まだインターネットなんてものがこの世にはなかったころの話です。
最近ではすっかり見なくなってしまいましたが、当時チラシや新聞の広告には大抵端っこに三角の資料請求券ってやつが印刷されていました。

幼かった僕は、特にハウスメーカーの広告が好きで、誰から教わったのかはわかりませんが、よくそれを切り抜いてはハガキに貼り、汚い字で「●●の資料希望」とだけ書いて送っていました。

資料が届くと、毎日それを眺めては、真似て絵を書いたりしていたそうです。

大変だったのは両親で、資料が届くのを見計らって電話をしてきたハウスメーカーの営業マンに、毎回「大変申し訳ありません・・・小学生の息子が送ったらしく・・・」と謝っていたそうです。

特にミサワさんには何度もご迷惑をおかけしたそうで・・・。今更ながら・・・スミマセンでした。


僕の実家は和食レストランでした。今は違いますが、当時はお店の2階が僕たち家族の住まいでした。完全な商業地ですから、庭はもちろん駐車場もない家でした。キッチンはお店の厨房、リビングもダイニングもなく、閉店後のお店がある意味生活の場でした。
だからでしょう、我が家の駐車場で洗車するとか、縁側でスイカをほおばるとか、庭で花火をするとか・・・。そういう他愛も無いことにすごくあこがれていました。

きっと、僕の「家」への興味は、幼心に「家っていいな・・・」。そんな思いがあったのだと。

前置きが長くなりましたが・・・。そんな遠い記憶を胸に、賃貸ではありますが、初めての一軒家暮らしがまもなくスタートします。築40年を経過した古家だけにアチコチ補修や改装をしていかなくてはならないところがありますが、それ自体を楽しみながら暮らして行きたいと考えています。

(No.2)