2010年4月19日月曜日

勲章

.
セルフリノベーションをスタートするにあたって購入した革製の手袋。
ご覧のように指先に穴があいてしまいました。がんばって作業してきた証です。ひとつの手袋をここまで酷使したのはこれが初めてです。


誰も誉めてくれないので自分で誉めます。がんばってるな、俺。・・・汗



2010年4月9日金曜日

Daybed FINISH!!

.
デイベッドが完成しました!お昼寝兼、読書スペースです。照明も取り付け、ぐっと落ち着く空間になりました。お昼寝したい人は是非どうぞ。


ハンズマンのガラクタ市で見つけたブラケット照明。
電気工事も自分でやりました(内緒です)


本棚。本が宙に浮いてるように見えます?


もともとはこんな感じでした。右手。


2010年4月5日月曜日

Navy Wall

.
2階の洋室を寝室に改造してたんですが・・・。その過程をほとんど写真に収めていませんでした・・・泣。なので、唐突ですが完成まじかです。

床以外、全部白にしようとも考えたのですが、奥の面を残して全て塗り終えたところで・・・。病室みたい・・・。で、ある方の御意見を参考にして奥の一面を紺色に塗ってみました。

どうでしょう。悪くないですね。コーディネートが難しいかな?

全体。コマメは壁よりも壁の外のほうが気になるようで。

ちなみにこれが施工前の状態。
このころに比べたら随分明るくなりました。

床をどうしようか思案中です。

2010年4月2日金曜日

Daybed

.
たくさんある、押し入れをどうするかなやんどりました。で、浮かんだのがデイベッド。つまりお昼寝ベッドです。寝転んで読書ができたりもする・・・。イメージはこんなん↓↓です。


ミコノス島とかなんでしょうか?
かっこいいけどね、ロケーションからしてムリですけどね。
なんたって、うちは押し入れの改造ですから 汗

そんなこんなで、デイベッドを作ります。押し入れの中段を取り壊し、もらってきたベッドをはめ込む計画。ただし、ベッドのほうがどう考えても長いので、ベッドをちょん切ります。

で、ちょん切って押し込んだのがこれ↓
斜めの部分はスノコの再利用です。エコです。
外側は柱の面に合わせて合板で細工してます。


ははは・・・。でマットレスをはめ込むと・・・↓


コマメ(猫の名前です)も興味しんしん。

コマメのアップです。テコでも動かん感じです。


このあと仕上げです。



2010年3月29日月曜日

Gray Partition

.
隣の部屋と仕切るための間仕切りを作りました。もともとはガラス入りの障子だったところです。
そのまま使ってしまえばここまでの苦労が水の泡。だからと言って開放したままだと寒いし・・・ってことで自作です。

まず、新兵器の卓上丸ノコで、木材を斜め45度にカットします。


次にカットした木材を組んでいきます。




同じものを2組作ってレキサンのツインカーボを挟んで設置します。




表面を塗装して完成。




どうでしょう。イメージは70年代のアメリカの刑事ドラマに出てくる、
ボスの部屋・・・なんですけどね。
それっぽく見えます?僕は大満足です。


ちなみに以前の状態がこれ。
白い枠の部分が今回パーテションを施工した部分です。

2010年3月26日金曜日

Chair Repair

.
倉庫で古い椅子を見つけました。国産のようですが、ちょっと北欧の匂いのするいい雰囲気の椅子です。もったいないので、安っぽいビニールレザーを取っ払って、貼り替えることにしました。ファブリックの貼り替えは初挑戦です。

下はビニールレザーとクッション材を取り払った写真。


座面に合わせてクッション材を切りぬきます。


座面の合板ごとファブリックで包み、裏側をタッカーで留めていきます。
対角線を意識しながら貼り進めるといいようです。


そうやって出来た座面をビス止めすれば、ハイ完成!
意外と簡単!。材料代2,000円也!


2010年3月24日水曜日

White Space

.
壁面の塗装をしました。


併せて、天井の塗装も完了。




ベッタリ白です。
とりあえず白なら、後で色替えもできそうです。

だいぶ和室っぽさがなくなってきました。
ちなみにこれが改装前。



もうちょっとです。

2010年3月23日火曜日

Flash surface

.
押し入れの加工が済みました。
お次は表面に貼ったプラスターボードの継ぎ目を消さなきゃなりません。
しかし、この作業が結構タイへン・・・。
継ぎ目にメッシュのテープを貼って、その上からパテを盛って削る、そしてまた削る。
粉まみれになって、そりゃもうっ!ってほどタイヘンなんです。
・・・ってなことで、やる前からへこたれてしまいました。

しかし!探せばあるものですね。便利なものが!
吉野石膏(プラスターボードのメーカー)が出している「ユートップ」です。

内装下塗り材ってやつでして、こいつをセメントのように水で練って壁に塗るんです。
そうすると、見事にギャップを消してもくれますし、漆喰のようにどうしてもテクスチャが出てしまう仕上げがあんまり好きじゃない僕には、適度に均一に伸びてくれてなかなかの具合です。
念のため継ぎ目にはひび割れを防ぐためにメッシュテープとパテは施工しました。でも削る作業が無い分、ずいぶんと楽です。

しかも、一袋1,500円ぐらいで安い!ちょっと硬化時間が早いけど、全然言うことなしです。


こいつがユートップ。ユーはなんのユーなんでしょ?




このユートップで壁面を仕上げたところ。


ねっ、モルタル仕上げっぽいでしょ。友人はこのままでいいんじゃない?と。
ま、白壁が狙いでしたから、とりあえず塗ることにします。


次は天井のペンキ塗りです。

2010年3月18日木曜日

タイル春。





春ですね。

「最近ブログが更新されてない・・・」とある方からご指摘が・・・。
目で訴えられたりもして・・・。

でも、その通りなんですよね。最後に更新してからもう一カ月近くたってました。仕事がここ最近忙しすぎて、作業もブログの更新も停滞気味なんです。

ま、そんなことはさておき少しだけ進んだ部分をご紹介。

洗面台にタイルを貼りました。

これが貼る前。


接着剤を塗った後、表側の紙を貼ったままタイルを貼りこんでいきます。


表の紙をはがすとこんな感じに。
まだタイルとタイルの間には何もない状態。



で、タイル用の目地材を隙間に埋め込んでいきます。
はみ出した目地材をスポンジで拭き取るとこうなります。

で、これが完成。



どうっすか?
タオルかけも付けてみました。
あとは足元の空間に扉をつけようかと思ってます。


Sちゃん。更新したよ。見たらコメント入れてね。


2010年2月23日火曜日

Built‐in Shelf Part2

.
先日作った本棚を、計画通り押し入れに、まさに押し込みました。


こんな感じです。



本棚の奥はデッドスペースです。他にも収納は山ほどあるので、それはそれで問題なしです。
さらに、隣の観音開きの収納スペースを改造しました。

こんな感じ。ここ何だと思います?


正解は40インチほどのテレビを入れるスペース。
その下にはAV機器を納めるつもりです。

とりあえず、こちら側の押し入れは改造完了。
次は難敵・・・。床の間です。当然ノープランです 汗


2010年2月10日水曜日

Love and Respect 1 〈 NEUTRA 〉


日本語がすごいのか、そもそも日本人の感性が細やかなのか、語学力に乏しい僕にはよくわかりませんが・・・。「敬愛」という言葉を英訳すると”love and respect”だそうです。愛と尊敬?熟語を分解して訳しただけじゃん!そりゃそうだけど愛情だけでもない、尊敬だけでもない「敬愛」という複合した概念には英語はついていけないんですかね。


・・・なことは、どうでもいいんですが、「敬愛」です。大半は過去の人達なのですが、僕には敬愛する建築家やデザイナーがたくさんおりまして、そのうちの一人がリチャード・ノイトラ(Richard Neutra)です。


彼の建築の中でもっとも有名なのがLA郊外にある Lovell Health House 。映画LAコンフィデンシャルでマフィアのボスの邸宅として登場していました。


衛星写真でもくっきり見えてます。




入口外観。うしろ姿の男性はラッセルクロウです。


全景。

木々に包み込まれたスクエアな佇まいのせいでしょうか、彼が師事したフランクロイドライトの手による「落水邸」とダブってしまいます。しかし、独自のモダニズムが明らかにノイトラ建築であることを主張しています。

個人的には、こんな感じの少し小ぶりなノイトラ建築が好きでして、




これぞアメリカンモダニズムですね。

最後にTIME誌を飾ったノイトラのポートレートです。こんなじいさんになりたいもんです。






2010年2月8日月曜日

From BATHROOM


この家の欠点中の欠点。それが風呂でした。
とにもかくにも、古い、汚い、狭い、寒い、レイアウトが変・・・。でも、トイレと同じくらい”暮らす”には重要な要素なわけで。どうしようかとずっと悩んでいました。

給湯設備自体はしっかりしてて、ちゃんとお湯も出るのでシャワーだけならなんとかなるのですが、寒風吹きすさぶ2009~2010年の冬、ほとんど修行です。ヒートショックで風呂場で倒れるなんてことを耳にしてましたが、「あり得るな。それも。」と身の危険すら感じてました。

で、お風呂場の改修です。

これが入居前の状態。清掃前なのでかなりFUNKYな感じです。


バスタブもホーローが錆びててそのままじゃ使えそうにもありません。
とりあえずバスタブについては「引き続き検討を重ねる」ことにして、床面の改修から始めます。水勾配も心配なので、直接あたらしいタイルを貼るのも考えましたが、密着強度に不安があったので、いったんコンクリートを打ってから新しいタイルを貼ることにしました。

これがコンクリートを打ったところ。


割れないようにワイヤーメッシュを挟んで打設しました。厚みは50mmくらいですね。ベースの水勾配も何とか継承できたようです。

バスタブは・・・。まだ答えが出ません。新品を買えばけっこういい値段だし、ホーローを再塗装する専門業者もいるみたいですが、それはそれで高そうです。


悩ましい・・・。



2010年2月5日金曜日

Indispensable space

.
Indispensable spaceって表現は大袈裟ですか?
でも家ってここがダメだと、すべてがダメな気がするんです。自分はもちろん、訪問者も利用する場所ですし、座ってるあいだ中あちこち見渡してしまう場所・・・。トイレです。

ってなわけで、トイレの改修です。実は最初に手をつけたのはこの場所なんですが、今回までアップしてませんでした。特に理由はないです。

これが入居当時のトイレ。



ま、ごく普通のトイレなんですけどね。そんなに綺麗ではなかったです。壁も床も。ピンクの便器もヤな感じでした。で、こいつをどうするかというと・・・。便器はさすがに高くつくので、そのままに。それ以外の、壁、床、天井、それとピンクの便器をピンクじゃなさそうに見せるために、電球色の照明に変えることにしました。

壁をぬりぬり。窓枠だけはとりあえずそのままに。



壁もぬりぬり。床は麻の織物風のクッションフロアに。


クッションフロアのアップ。



で、巾木を回して。出来上がり。照明の効果でピンクの便器も目立たない。かな?






2010年1月28日木曜日

言いかえれば巣作りなわけで・・・。

.
一軒家をリノベーションしてます。しかし・・・。

家とは住まいで、住まいは巣です。うん、僕は巣作りしてるんです。
でも、その巣に暮らすのは、僕1人なのか、あるいは誰かと一緒なのか、誰かと一緒なら、それは誰でどんな人なのか。

そういうことがなんだか漠然としてるというか、まったく決まってないので、正直なとこせっせと作業をしながらもコンセプトが絞れないというかなんと言うか・・・。ま、自分の好きなようにすればいいんですけどね。

たまにこんなことで立ち止まったりもしてます。はい。



2010年1月26日火曜日

Built‐in Shelf

.
和室を洋室にコンバートするのはいいけれど・・・和室のもうひとつの特徴である、「押入れ」をどうするか、ずっと悩んでました。
最初は、中を簡単に改造して、扉をそれっぽい造作でこしらえようかと・・・。ただ造作といっても建具をきれいに作れる技量はなく・・・。そこで思いついたのが、作り付けのような本棚を埋め込んでしまおうというアイデア。

で、さっそく実行です。
まずは押入れの解体。ざっと。当然奥のスペースはデッドスペースになってしまいます。ま、いたるところに収納はあるので、この程度のロスはなんてことありません。




ある程度頭の中で設計して、材料をそろえます。今回材料として選んだのは、針葉樹合板。1800×900で一枚あたり750円也。こいつを4枚買い、寸法に切り分けます。


切り刻んで出来たのが、この板の山。



こいつらを、木工ボンドで接着し、下穴をドリルで開けてから、スリムタイプのスレッドで固定します。


そうやって出来上がったのが、このシェルフ。グッジョブです 笑。





今回のこだわりは、ここ。



12mmの針葉樹合板は強度面の問題はないものの、作り付けっぽくするためには12mmは華奢でしっくりこないと思い、厚みをだすことに。で思いついたのがこの方法。簡単に言えば合板を組み合わせて薄めの箱を作りました。これで54mmの棚板になり、躯体とのバランスもよくなるわけです。

次回こいつをはめ込んだ写真をお見せします。