2010年2月10日水曜日

Love and Respect 1 〈 NEUTRA 〉


日本語がすごいのか、そもそも日本人の感性が細やかなのか、語学力に乏しい僕にはよくわかりませんが・・・。「敬愛」という言葉を英訳すると”love and respect”だそうです。愛と尊敬?熟語を分解して訳しただけじゃん!そりゃそうだけど愛情だけでもない、尊敬だけでもない「敬愛」という複合した概念には英語はついていけないんですかね。


・・・なことは、どうでもいいんですが、「敬愛」です。大半は過去の人達なのですが、僕には敬愛する建築家やデザイナーがたくさんおりまして、そのうちの一人がリチャード・ノイトラ(Richard Neutra)です。


彼の建築の中でもっとも有名なのがLA郊外にある Lovell Health House 。映画LAコンフィデンシャルでマフィアのボスの邸宅として登場していました。


衛星写真でもくっきり見えてます。




入口外観。うしろ姿の男性はラッセルクロウです。


全景。

木々に包み込まれたスクエアな佇まいのせいでしょうか、彼が師事したフランクロイドライトの手による「落水邸」とダブってしまいます。しかし、独自のモダニズムが明らかにノイトラ建築であることを主張しています。

個人的には、こんな感じの少し小ぶりなノイトラ建築が好きでして、




これぞアメリカンモダニズムですね。

最後にTIME誌を飾ったノイトラのポートレートです。こんなじいさんになりたいもんです。






2010年2月8日月曜日

From BATHROOM


この家の欠点中の欠点。それが風呂でした。
とにもかくにも、古い、汚い、狭い、寒い、レイアウトが変・・・。でも、トイレと同じくらい”暮らす”には重要な要素なわけで。どうしようかとずっと悩んでいました。

給湯設備自体はしっかりしてて、ちゃんとお湯も出るのでシャワーだけならなんとかなるのですが、寒風吹きすさぶ2009~2010年の冬、ほとんど修行です。ヒートショックで風呂場で倒れるなんてことを耳にしてましたが、「あり得るな。それも。」と身の危険すら感じてました。

で、お風呂場の改修です。

これが入居前の状態。清掃前なのでかなりFUNKYな感じです。


バスタブもホーローが錆びててそのままじゃ使えそうにもありません。
とりあえずバスタブについては「引き続き検討を重ねる」ことにして、床面の改修から始めます。水勾配も心配なので、直接あたらしいタイルを貼るのも考えましたが、密着強度に不安があったので、いったんコンクリートを打ってから新しいタイルを貼ることにしました。

これがコンクリートを打ったところ。


割れないようにワイヤーメッシュを挟んで打設しました。厚みは50mmくらいですね。ベースの水勾配も何とか継承できたようです。

バスタブは・・・。まだ答えが出ません。新品を買えばけっこういい値段だし、ホーローを再塗装する専門業者もいるみたいですが、それはそれで高そうです。


悩ましい・・・。



2010年2月5日金曜日

Indispensable space

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Indispensable spaceって表現は大袈裟ですか?
でも家ってここがダメだと、すべてがダメな気がするんです。自分はもちろん、訪問者も利用する場所ですし、座ってるあいだ中あちこち見渡してしまう場所・・・。トイレです。

ってなわけで、トイレの改修です。実は最初に手をつけたのはこの場所なんですが、今回までアップしてませんでした。特に理由はないです。

これが入居当時のトイレ。



ま、ごく普通のトイレなんですけどね。そんなに綺麗ではなかったです。壁も床も。ピンクの便器もヤな感じでした。で、こいつをどうするかというと・・・。便器はさすがに高くつくので、そのままに。それ以外の、壁、床、天井、それとピンクの便器をピンクじゃなさそうに見せるために、電球色の照明に変えることにしました。

壁をぬりぬり。窓枠だけはとりあえずそのままに。



壁もぬりぬり。床は麻の織物風のクッションフロアに。


クッションフロアのアップ。



で、巾木を回して。出来上がり。照明の効果でピンクの便器も目立たない。かな?






2010年1月28日木曜日

言いかえれば巣作りなわけで・・・。

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一軒家をリノベーションしてます。しかし・・・。

家とは住まいで、住まいは巣です。うん、僕は巣作りしてるんです。
でも、その巣に暮らすのは、僕1人なのか、あるいは誰かと一緒なのか、誰かと一緒なら、それは誰でどんな人なのか。

そういうことがなんだか漠然としてるというか、まったく決まってないので、正直なとこせっせと作業をしながらもコンセプトが絞れないというかなんと言うか・・・。ま、自分の好きなようにすればいいんですけどね。

たまにこんなことで立ち止まったりもしてます。はい。



2010年1月26日火曜日

Built‐in Shelf

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和室を洋室にコンバートするのはいいけれど・・・和室のもうひとつの特徴である、「押入れ」をどうするか、ずっと悩んでました。
最初は、中を簡単に改造して、扉をそれっぽい造作でこしらえようかと・・・。ただ造作といっても建具をきれいに作れる技量はなく・・・。そこで思いついたのが、作り付けのような本棚を埋め込んでしまおうというアイデア。

で、さっそく実行です。
まずは押入れの解体。ざっと。当然奥のスペースはデッドスペースになってしまいます。ま、いたるところに収納はあるので、この程度のロスはなんてことありません。




ある程度頭の中で設計して、材料をそろえます。今回材料として選んだのは、針葉樹合板。1800×900で一枚あたり750円也。こいつを4枚買い、寸法に切り分けます。


切り刻んで出来たのが、この板の山。



こいつらを、木工ボンドで接着し、下穴をドリルで開けてから、スリムタイプのスレッドで固定します。


そうやって出来上がったのが、このシェルフ。グッジョブです 笑。





今回のこだわりは、ここ。



12mmの針葉樹合板は強度面の問題はないものの、作り付けっぽくするためには12mmは華奢でしっくりこないと思い、厚みをだすことに。で思いついたのがこの方法。簡単に言えば合板を組み合わせて薄めの箱を作りました。これで54mmの棚板になり、躯体とのバランスもよくなるわけです。

次回こいつをはめ込んだ写真をお見せします。


和→洋 convert

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洋室化の第一歩は真壁仕様をを大壁仕様に変えることです。
真壁?大壁?耳慣れない言葉ですよね。僕も今回の改装ではじめて知った言葉です。

簡単に言うと・・・といっても口では説明不能なので、簡単な図にしてみました。




どうです?わかります?真壁はその構造から、室内に柱のようなものが複数本露出してしまうのが特長。対して大壁は、柱らしい柱はあまり見当たらないのが特長です。たったこれだけのことですが、コレが部屋の雰囲気を大きく変えてしまう要因なのです。

で、この真壁君を攻略して、大壁君に変えてやらなきゃ洋室にはならないんですが、構造からやり直すとなると、いったん壁部分を撤去しなきゃならなくなります。それはそれでものすごく大変なことなので、手っ取り早くやる方法をとりました。これも説明が難しいので、図にしました。




わかります?
しかしです・・・。意外と家って大雑把に作られていて、柱とのギャップが壁によってまちまち。同じ壁でも、上のほうと下のほうでは5ミリも違ったりします。均一であればギャップと同じ厚みの素材をはめ込んでしまえば済むのですが、均一じゃないために微調整が大変なんですよね。


まず、中間材をコースレッドで固定。




そこにピッタリにカットした石膏ボードを石膏ボード専用ビスで固定。




で、なんとか切ったり、削ったり、あきらめたりしながらご覧のようになりました。





これを、1階の和室すべてに施す予定です。(汗)


2010年1月11日月曜日

WhiteBowl


まずは洗面台を作ることから始めました。洗面ボウルはヤフオクで3,000円也。何の変哲もない洗面ボウルですが大きいのが気に入ってます。
台の部分は僕の身長に合わせてちょっと高めに2×4材と構造用合板で作りました。費用はせいぜい1,500円位です。これだからDIYはやめられません。



で、設置する現場は、古い壁面を隠すのと、腰下のタイルとのギャップを埋めるためにプラスターボードを張り込みました。



次に作ったのが照明。真上からの照明じゃ顔を照らせないし、正面じゃ照明が視界に入って眩しいし・・・。てなことを色々考えた結果下のような照明ユニットを作ることに。コイツを洗面台の上に傾斜させて組み込みます。



そのあと洗面台を設置。斜めに取りつけた照明も良い感じです。壁面は漆喰塗りです(途中ですが)。



漆喰塗りと幕板の施工、鏡の取り付け、水道の配管、排水の配管、電源工事などなどを終わらせて、とりあえず使える状態に。あとは幕板にモザイクタイルを張り込むつもりです。




どうです?なかなかでしょ?幕板にタイルを張ればほぼ完成なんですが、まだ気に入ったタイルを手に入れてません・・・。しかもタイルってビックリするほど高い!!。アウトレットのタイル屋さんを見つけたので、ここで掘り出し物を見つけたら作業再開です。しばらくはこの状態で使うことにします。「このままで十分じゃない?」って人もいます。ま、イメージを膨らませながらゆっくり完成させます。時間に囚われないのもDIYのいいとこですね。


ちなみにこれが入居当時の洗面所。レトロでもないし、モダンでもない。汚かったし・・・。なんとか気持ち良い朝が迎えられそうです。